【モデルケース】中小建設H社が外国人12名で派遣費を削減・現場稼働率96%達成
東京近郊で住宅・小規模ビル工事を手がける中小建設H社が、外国人アルバイト12名の採用で派遣費を1,200万円→420万円に削減、現場稼働率を78%から96%に改善した想定モデルケースをご紹介します。
モデルケース企業H社のプロフィール
H社が抱えていた3つの深刻な課題
採用検討前、H社は以下の課題に直面していました。
職人が周辺業務に時間を取られて生産性低下
本来鉄筋・型枠を担当すべき職人が、毎日2〜3時間を資材運搬・現場清掃に費やしていた。職人の単価で清掃させる無駄が常態化し、工期遅延も発生。
日雇い・建設派遣の人件費が年間1,200万円
日雇い手配アプリで時給1,600円、建設派遣で時給3,000円。複数現場の急な穴埋めに頼り、年間1,200万円が外部費用として流出。しかも毎日違う人が来て品質も安定しない。
現場稼働率78%・工期遅延が常態化
5〜8拠点の同時稼働でも、人員不足で1〜2現場が止まる日が月10日以上発生。稼働率78%にとどまり、施主からの工期遅延クレームも増加。
HRエージェンシーが提案した4ステップの解決策
業務切り分けの設計
「職人=資格者(鉄筋・型枠・電気・配管)」「アルバイト=周辺業務(運搬・養生・清掃・解体補助)」の役割分担を明文化。職人のコア業務集中度を最大化する設計を提案。
12名の留学生を3か月で段階採用
1か月目に4名(主要現場のテスト導入)、2か月目に4名(複数現場展開)、3か月目に4名(現場リーダー候補N3含む)を採用。OJT期間を確保しながら無理なくスケール。
多言語安全マニュアル+KY活動の導入
ベトナム語・ネパール語・中国語の安全マニュアルを配布。毎朝のKY活動に通訳機能付きアプリも活用し、安全教育を徹底。労働災害ゼロを維持しながら戦力化に成功。
週28時間ルールに沿ったシフト管理
留学生アルバイトは資格外活動許可の範囲(週28時間以内)で就労できるよう、複数現場のシフトを一元管理。在留資格・就労可能時間の確認はWajobがサポートし、コンプライアンスを徹底した。
採用12名で達成した経営改善
主要指標 Before/After
| 項目 | Before(採用前) | After(採用後) |
|---|---|---|
| 年間派遣・日雇い費 | 約1,200万円 | 約420万円 |
| 現場稼働率 | 78% | 96% |
| 職人の周辺業務時間 | 日2〜3時間 | 日0.5時間以下 |
| 離職率(現場補佐スタッフ) | 38% | 13% |
| 工期遅延発生件数 | 月10件以上 | 月2件以下 |
| 労働災害件数 | 年1〜2件 | ゼロを維持 |
H社代表の声
「最初は外国人アルバイトに何を任せられるのか分からず、半信半疑でした。でも業務切り分けをはっきりさせたら、職人が本来の仕事に集中できるようになり、現場の空気がガラッと変わったんです。毎朝の挨拶も整理整頓も、留学生たちのほうがむしろ真面目で、ベテラン職人もよく褒めています。派遣費が3分の1になっただけでなく、職人の残業も減って利益率がぐんと上がりました。」
H社の成功から学ぶ3つのポイント
「業務切り分け」を最初に決める
職人=資格者、アルバイト=周辺業務。この線引きを最初に明文化することが、安全と生産性を両立する第一歩。
段階採用でOJTの時間を確保する
一気に大量採用せず、3か月で段階的に増やす。既採用者が新規メンバーを指導する循環を作ることで、定着率も上がる。
週28時間ルールを守って運用する
留学生アルバイトは資格外活動許可の範囲(週28時間以内)での就労が原則。複数現場のシフトを一元管理し、就労可能時間を超えないよう運用することがコンプライアンスの要。
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監修
HR AGENCY(外国人採用支援サービス)
外国人アルバイト紹介・外国人正社員紹介・外国人採用コンサルティングを提供。首都圏を中心に、企業向けの外国人採用支援を行っています。


