英語を使う経理(英文経理)へ転職するには|仕事内容・求人・外国人の就労まで解説

英語を使う経理(英文経理・グローバル経理)は、外資系企業や海外展開する日本企業で需要が高く、一般的な経理よりも高い年収が期待できる職種です。この記事では、英語を使う経理へ転職するための仕事内容・求人の探し方・必要なスキルを整理します。あわせて、この職種では外国籍人材も活躍しており、日本で働く際の在留資格(技人国)や、企業の採用ポイントも解説します。

この記事の要点

  • 英語を使う経理は、外資系・グローバル企業で需要が高く、年収水準も高め
  • 求められる英語力の目安はTOEIC 800前後(職務レベルにより異なる)
  • FP&A・管理会計・財務など、隣接職種へのキャリアパスが広い
  • この職種では外国籍人材も活躍しており、日本での就労には在留資格「技人国」が代表的
  • 企業側は在留資格該当性、求職者側は専攻・経験と業務の一致が鍵になる

英語を使う経理とは(仕事内容)

英語を使う経理は、外資系企業の日本法人や、海外展開する日本企業で、英語を用いて経理業務を行う職種です。「グローバル経理」「英文経理」とも呼ばれます。

具体的な業務は、月次・四半期・年次の決算、売掛金・買掛金の管理、本社(海外)への財務報告、IFRS(国際財務報告基準)に基づく会計処理、海外拠点との連携などです。一般的な経理業務に加えて、英語での財務報告やグローバルチームとのコミュニケーションが求められる点が特徴です。

求人の探し方・必要なスキル

英語を使う経理の求人は、転職サイトや人材紹介で「英語 経理」「英文経理」「グローバル経理」などのキーワードで探せます。外資系・グローバル企業に強い転職エージェントを利用するのも有効です。

求められるスキル

  • 経理・会計の実務経験 — 決算、月次処理、管理会計などの基礎
  • 英語力 — 外資系ではTOEIC 800前後が目安とされることが多い(職務レベルにより異なる)
  • 会計基準の知識 — IFRS・US GAAPなど国際会計基準への理解があると有利
  • コミュニケーション能力 — 海外拠点・本社との連携

年収について

英語を使う経理の年収は、企業規模・職務レベル・英語力・経験によって幅があります。外資系のマネージャー・FP&A系のハイクラス求人では1,000万円を超える例もありますが、一般的な水準は求人ごとに異なります。具体的な金額は各求人で確認することになります。

キャリアパス(FP&A・管理会計・財務へ)

英語を使う経理は、隣接する専門職へのキャリアパスが広いのも魅力です。実務経験を積むことで、FP&A(財務計画・分析)、管理会計、財務、海外経理、海外子会社管理、経営企画といった、より経営に近い・よりグローバルなポジションへ進む道があります。特にFP&Aは外資系で需要が高く、経営の意思決定を支える役割として注目されています。

外国籍人材も活躍する職種です

英語を使う経理は、その業務の性質上、外国籍の人材も多く活躍している職種です。母国語や英語での財務コミュニケーション、海外拠点との橋渡しなど、外国籍人材ならではの強みが生きる場面が多くあります。

外国籍の方が日本で経理として働く場合、代表的な在留資格は「技術・人文知識・国際業務(技人国)」です。経理は、このうち「人文知識」(経済学・経営学などの知識を要する業務)に該当します。

経理と在留資格「技人国」

経理・会計は、技人国の「人文知識」に該当する代表的な職種です。ただし、専門知識を要しない単純な入力作業のみの場合は対象外となることがあります。大学等で経済・経営・商学などを専攻していること、または関連する実務経験があることが、審査で重視されます。

【求職者向け】外国籍の方が英語経理として働くには

外国籍の方が日本で英語を使う経理として働くための、基本的なポイントを整理します。

  • 就労先の内定 — 技人国は雇用契約(内定)があって申請できます。まず就職先を決めることが出発点です
  • 専攻・経験と業務の関連性 — 経済・経営・商学などの専攻、または経理の実務経験が、審査で重視されます
  • 語学力の強み — 英語・母国語での財務コミュニケーションは、グローバル経理では大きな強みになります

現在、外資系企業・海外展開する日本企業・メーカー・商社・IT企業などで、英語を使う経理(英文経理)の求人があります。英語力と経理経験を併せ持つ人材は市場で需要が高く、外国籍の方にとってもチャンスの多い職種です。

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【企業向け】経理人材の採用をお考えの方へ

経理人材の採用では、決算のどこまでを任せるか、英語を使う場面があるか、そして在留資格と実際の業務内容が合っているかを確認する必要があります。経理・英文経理・財務・管理会計では、求める経験がそれぞれ異なります。

「経理と財務のどちらで募集すべきか」「技人国で採用できる業務範囲なのか」「求人票には何を書けばいいのか」——こうした企業側の疑問は、採用方法をまとめた企業向け記事で詳しく解説しています。

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よくある質問

英語を使う経理になるには、どのくらいの英語力が必要ですか。

職務レベルによりますが、外資系企業ではTOEIC 800前後が目安とされることが多いです。海外本社との財務報告やグローバルチームとの連携で英語を使うため、読み書きを中心としたビジネス英語が求められます。求人によっては英語不問のポジションもあります。

外国籍でも日本で経理として働けますか。

はい。在留資格「技術・人文知識・国際業務(技人国)」を取得すれば、経理・会計職として働けます。経理は「人文知識」に該当します。経済・経営系の専攻、または関連する実務経験があり、業務が専門性を伴うことが要件です。

英語経理から、どんなキャリアに進めますか。

FP&A(財務計画・分析)、管理会計、財務、経営企画など、より経営に近いポジションへ進む道があります。特にFP&Aは外資系で需要が高く、英語経理の経験が活きる代表的なキャリアパスです。

外国籍でも、英語ができれば経理として有利ですか。

はい。英語を使う経理(グローバル経理)では、英語での財務報告や海外拠点との連携が求められるため、英語力は大きな強みになります。母国語と英語を併せて使える外国籍人材は、グローバル企業の経理で活躍できる場面が多くあります。経理の実務経験と英語力を併せ持つ人材は、市場で高く評価されます。

単純な経理入力の仕事でも技人国は取れますか。

データ入力のみなど、専門知識を要しない単純作業のみの場合は、技人国の対象外となることがあります。決算・管理会計・財務報告など、専門性を伴う業務であることが必要です。

採用選考で国籍を条件にしてよいですか。

職業安定法および厚生労働省の指針により、国籍を理由とする差別的な取扱いは認められていません。確認すべきは在留資格と業務内容の適合であり、国籍そのものではありません。

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出典:出入国在留管理庁「在留資格『技術・人文知識・国際業務』」/職業安定法 第3条

免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的・キャリア上の助言ではありません。在留資格の可否・年収水準・求められるスキルは個別の事情や求人により異なります。制度は改正される場合があります。実際の申請にあたっては、出入国在留管理庁または行政書士等の専門家にご確認ください。

当社について:株式会社HRエージェンシー/有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-317049。登録支援機関の登録は受けておりません。

最終更新:2026年7月

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