外国人向け求人票の書き方|応募率を高める7つのポイント

コラム|外国人採用ノウハウ

外国人向け求人票の書き方|応募率を高める7つのポイント

外国人材に届く求人票の書き方を、必ず記載すべき項目、応募率が上がる書き方、NG例、テンプレートまで企業担当者向けに解説します。少しの工夫で、応募の質と数は変わります。

✓ 必須記載項目 ✓ 7つのポイント ✓ NG例 ✓ テンプレート例
この記事の概要

外国人向け求人票は「わかりやすさ」がすべて

外国人向けの求人票で最も大切なのは、仕事内容・必要な日本語力・在留資格の条件を、誤解なく伝えることです。日本人向けの「察してもらう」前提の書き方では、応募が集まらなかったり、入社後のミスマッチが起きたりします。具体的に、やさしい言葉で、条件を明確に書く。これが応募率を高める基本です。

求人票を作成する企業の採用担当者
結論:外国人向け求人票は「具体的・明確・やさしい日本語」の3点が肝心です。仕事内容をあいまいにせず、必要な日本語力と就労条件をはっきり書くことで、応募の数と質の両方が安定します。

外国人採用で求人票が重要な理由

外国人材は、求人票の情報をもとに「自分が応募できるか」「働けるか」を慎重に判断します。在留資格で働けるか、日本語力が足りるか、勤務条件が合うか。これらが書かれていないと、応募をためらったり、逆に条件に合わない人からの応募が増えたりします。

つまり求人票は、応募の「数」だけでなく「質」を左右します。最初に条件を明確にすることで、面接以降のミスマッチも減らせます。

必ず記載すべき項目

外国人向け求人票では、次の項目を具体的に記載します。

項目記載のポイント
仕事内容1日の流れや具体的な作業を、想像できるレベルで書く。
勤務時間・曜日シフト例、最低勤務日数、繁忙期の有無まで明記する。
必要な日本語レベル「日常会話レベル」「指示が理解できるレベル」など具体的に。
対象の在留資格留学生可、就労ビザ必要など、応募できる条件を明示する。
給与・手当時給・月給、交通費、研修、まかない等を明確にする。

必要な日本語レベルの考え方は外国人採用に必要な日本語レベルを参考にしてください。

求人票の作成からサポートします

「どう書けば応募が集まる?」というご相談から承ります。任せたい業務をお聞きし、求人内容の整理をお手伝いします。

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応募率が上がる書き方(7つのポイント)

  1. やさしい日本語で書く難しい敬語や専門用語を避け、短い文で書く。ふりがなや多言語の補足があるとより親切です。
  2. 仕事内容を具体的に書く「ホール業務」だけでなく「オーダー受け・配膳・レジ・片付け」のように、何をするかを具体的に示す。
  3. 必要な日本語レベルを明記する「日常会話ができればOK」など、応募者が自分に合うか判断できるようにする。
  4. 応募できる在留資格を示す「留学生歓迎」「就労ビザをお持ちの方」など、対象を明確にして無駄なミスマッチを防ぐ。
  5. 働く環境を伝える外国人スタッフの在籍、サポート体制、研修の有無など、安心できる情報を載せる。
  6. 条件を正直に書くシフトの繁忙期や体力面など、事前に伝えるべきことは隠さない。入社後のギャップを防ぐ。
  7. 応募方法をわかりやすく連絡手段や必要な持ち物、面接の流れを簡潔に示し、応募のハードルを下げる。

NG例

応募が集まりにくい、またはミスマッチを招きやすい書き方の例です。

NGな書き方なぜダメか
「業務多数・臨機応変に対応」何をするか分からず、応募を判断できない。
「日本語できる方」レベルが不明確。応募者が合うか判断できない。
在留資格の条件を書かない応募できない人の応募が増え、双方の手間になる。
難しい敬語・専門用語だらけ読み手に伝わらず、応募をためらわせる。
注意:求人票では、国籍や性別などを理由に応募を制限する書き方は避けましょう。求めるのは「業務に必要な条件(日本語力・在留資格・経験など)」であり、属性ではありません。

テンプレート例

飲食店ホールスタッフ(アルバイト)を例にした、記載のテンプレートです。自社の内容に合わせて調整してください。

【職種】ホールスタッフ(アルバイト)
【仕事内容】お客様のご案内、オーダー受け、料理の配膳、片付け、簡単なレジ操作。先輩スタッフが丁寧に教えます。
【勤務時間】17:00〜22:00(週2日〜OK/土日に入れる方歓迎)
【必要な日本語】かんたんな会話ができればOK(接客の言葉は研修で教えます)
【応募できる方】留学生歓迎(資格外活動許可をお持ちの方)/就労可能な在留資格をお持ちの方
【給与】時給◯◯円+交通費/まかないあり
【職場】外国人スタッフも活躍中。困ったときに相談できる環境です。
【応募方法】下記フォームよりご連絡ください。面接時に在留カードをお持ちください。

※給与・条件は自社の実態に合わせて記載してください。在留カードの確認方法は在留カード確認チェックリストを参照。

まとめ

外国人向け求人票は「具体的・明確・やさしい日本語」が基本です。仕事内容を具体的に、必要な日本語力と在留資格の条件を明確に、そしてやさしい言葉で書く。この7つのポイントを押さえれば、応募の数と質が安定し、入社後のミスマッチも減らせます。

求人票の次の工程は面接です。外国人採用の面接質問20選、採用全体の流れは外国人採用の流れもあわせてご覧ください。

よくある質問

このテーマについてよくある質問

求人票は多言語で用意すべきですか?
必須ではありませんが、やさしい日本語に加えて英語などの補足があると、より多くの人に届きやすくなります。まずは日本語を分かりやすく書くことが優先です。
在留資格の条件はどう書けばよいですか?
「留学生歓迎」「就労可能な在留資格をお持ちの方」など、応募できる条件を明示します。属性ではなく、業務に必要な条件として書くのがポイントです。
求人票の作成だけでも相談できますか?
はい。任せたい業務をお聞きし、応募が集まりやすい求人内容の整理からお手伝いします。お気軽にご相談ください。

求人づくりから、ご一緒に整理します

「どう書けば応募が来る?」「この条件で大丈夫?」そんなご相談から承ります。任せたい業務をお聞きし、応募が集まりやすい求人内容をご提案します。

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参考・出典:厚生労働省「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針」「公正な採用選考の基本」。求人・採用選考にあたっては、本人の適性・能力に基づく公正な対応が求められます。最新の指針は各公的機関の公表情報をご確認ください。

※本記事は外国人向け求人票の一般的な書き方を企業担当者向けに整理したものです。記載内容は自社の実態に合わせ、法令・指針に沿ってご対応ください。

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監修

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