外国人採用会社の選び方|サービスの種類・比較ポイント・費用相場
外国人採用を支援する会社・サービスにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴、メリット・デメリット、費用相場、選び方の比較ポイントを、企業担当者向けに整理しました。自社に合うサービスの見つけ方がわかります。
● 「会社選び」の前に「種類」を理解する
外国人採用を支援するサービスは、人材紹介、求人媒体、人材派遣、登録支援機関など種類が分かれ、それぞれ仕組みも費用も異なります。大切なのは、自社の採用目的(アルバイトか正社員か、どの在留資格か)に合った種類を選ぶこと。種類を理解すれば、数ある会社の中から自社に合う一社を選びやすくなります。
● 外国人採用サービスの種類
外国人採用を支援するサービスは、大きく次の4種類に分けられます。
- 人材紹介(エージェント):条件に合う人材を紹介してもらい、採用が決まったら成功報酬を支払う方式。
- 求人媒体(求人サイト等):求人を掲載し、応募者から選ぶ方式。掲載課金型や成功報酬型がある。
- 人材派遣:派遣会社に雇用される人材を受け入れる方式。雇用主は派遣元。
- 登録支援機関:特定技能外国人の受け入れを支援する機関。支援業務を委託できる。
このうち、留学生アルバイトや技人国の正社員採用で中心となるのは「人材紹介」と「求人媒体」です。
● 種類別の特徴とメリット・デメリット
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 人材紹介 | 条件に合う人材を紹介。手間が少なく、採用まで伴走してもらえる。 | 採用時に成功報酬が発生する。 |
| 求人媒体 | 費用を抑えやすく、母集団を広く集められる。 | 応募者対応や選考を自社で行う必要がある。 |
| 人材派遣 | 必要な期間だけ受け入れられる。 | 長期の戦力化・定着には向きにくい。 |
| 登録支援機関 | 特定技能の受け入れ支援を委託できる。 | 対象が特定技能に限られる。 |
自社で応募対応のリソースがあるなら求人媒体、手間をかけず確実に採りたいなら人材紹介、というのが基本的な考え方です。
● 費用相場の比較
費用の仕組みは種類によって大きく異なります。一般的な傾向を整理します。
| 種類 | 費用の仕組み |
|---|---|
| 人材紹介 | 採用決定時に成功報酬。正社員は理論年収の一定割合、アルバイトは定額などが一般的。 |
| 求人媒体 | 掲載課金型(掲載時に費用)と成功報酬型(採用時に費用)がある。 |
| 人材派遣 | 派遣料金(時給ベース)を継続的に支払う。 |
※費用は会社・契約により異なります。具体的な金額は各サービスにご確認ください。採用の費用相場は外国人採用の費用相場でも解説しています。
費用を比較する際は、目先の金額だけでなく「採用1名あたりの総コスト」で考えることが大切です。たとえば求人媒体は掲載費が安くても、応募対応や選考にかかる社内の人件費・時間を含めると、結果的に割高になることもあります。逆に人材紹介は成功報酬が発生しますが、在留資格の確認や母集団形成の手間を任せられる分、採用にかかる総コストを抑えられる場合があります。「費用」と「手間」の両面で総合的に比較しましょう。
● 選び方の比較ポイント
外国人採用の会社を選ぶ際に、確認したいポイントです。
- 対応する在留資格・雇用形態:留学生アルバイトに強いか、技人国の正社員に強いか。自社の目的と合うか。
- サポート範囲:在留資格の確認、入社後のフォロー、定着支援までカバーしているか。
- 費用体系の明確さ:費用の仕組みが分かりやすく、追加費用の有無が明確か。
- 対応エリア:自社の所在地・採用したい地域に対応しているか。
- 候補者の質と母集団:紹介できる人材の層や、日本語力の見極めができるか。
● 目的別おすすめの選び方
| 採用目的 | 向いているサービス |
|---|---|
| 留学生アルバイトを採りたい | 留学生に強い人材紹介、または求人媒体。 |
| 技人国の正社員を採りたい | 専門職に強い人材紹介。在留資格の確認まで任せられると安心。 |
| 費用を抑えて自社で動きたい | 求人媒体(応募対応の体制がある場合)。 |
| 特定技能を受け入れたい | 登録支援機関。 |
在留資格別にできる仕事は外国人はどんな仕事で働ける?在留資格別解説、採用全体の流れは外国人採用の流れをご覧ください。
● サービス選びでよくある失敗
外国人採用のサービス選びで起きやすい失敗と、その回避策です。事前に知っておくと、ミスマッチを防げます。
| よくある失敗 | 回避策 |
|---|---|
| 雇用形態に合わないサービスを選んだ | アルバイトか正社員かを先に決め、その領域に強いサービスを選ぶ。 |
| 費用の安さだけで選んだ | サポート範囲や在留資格確認の有無まで含めて総額・手間で比較する。 |
| 在留資格の確認を任せきりにした | 最終的な確認責任は自社にあると理解し、在留カードを自社でも確認する。 |
| 入社後のフォローを考えなかった | 定着支援まで対応できるか、採用前に確認する。 |
採用前の確認漏れ防止には外国人採用チェックリストが役立ちます。
● 人材紹介と求人媒体、どちらを選ぶべきか
多くの企業が迷うのが、人材紹介と求人媒体のどちらを使うかです。判断軸を整理します。
人材紹介が向いているケース
- 採用にかけられる社内リソースが限られている。
- 在留資格の確認や日本語力の見極めを任せたい。
- 専門職(技人国)の正社員を確実に採りたい。
- 初めての外国人採用で、進め方から相談したい。
求人媒体が向いているケース
- 応募者対応や選考を行う体制が社内にある。
- 採用コストをできるだけ抑えたい。
- 幅広い母集団から自社で選びたい。
初めての外国人採用や、専門職の正社員採用では、在留資格の確認まで伴走してもらえる人材紹介が安心です。一方、社内に採用ノウハウと対応リソースがあるなら、求人媒体でコストを抑える選択も有効です。求人票の書き方は外国人向け求人票の書き方を参考にしてください。
● HR AGENCYの特徴
HR AGENCYは、外国人採用に特化した2つのサービスを提供しています。
Wajob Pro(ワジョブプロ):技人国の専門職正社員の紹介サービス。営業・IT・通訳翻訳などの専門人材を、新卒・中途でご紹介します。
在留資格の確認から採用後のフォローまで対応し、首都圏を中心に企業の外国人採用を支援しています。アルバイトと正社員の両方に対応できるため、「まずアルバイトで、将来は正社員化も」といった相談にも一貫して対応できます。留学生の正社員化は留学生アルバイトから正社員化する方法もご覧ください。
● まとめ
外国人採用を支援するサービスは、人材紹介・求人媒体・人材派遣・登録支援機関などに分かれ、それぞれ仕組みと費用が異なります。会社選びの出発点は「誰を・どんな雇用形態で採用したいか」を決めること。そのうえで、対応する在留資格、サポート範囲、費用体系、対応エリアを比較して選びましょう。自社の目的が定まれば、最適なサービスは自ずと絞られます。
● このテーマについてよくある質問
サービスの種類が分かったら、次は「自社はどれを選ぶべきか」です。判断基準と、選定時に確認すべき点を整理しています。
外国人採用なら HR AGENCY へ
留学生アルバイト採用のWajob、外国人正社員採用のWajob Proにて、企業様の採用条件に応じた人材をご紹介しています。どのサービスが合うか分からない段階から、お気軽にご相談ください。
無料で相談してみる※本記事は外国人採用サービスの一般的な比較を企業担当者向けに整理したものです。費用・サービス内容は各社により異なります。
監修
HR AGENCY(外国人採用支援サービス)
外国人アルバイト紹介・外国人正社員紹介・外国人採用コンサルティングを提供。首都圏を中心に、企業向けの外国人採用支援を行っています。


