留学生採用スケジュール|年間計画・採用時期・就労ビザ切替を解説
留学生を新卒採用する際の年間スケジュールを解説します。インターン、本選考、内定、そして卒業前の就労ビザ(在留資格)切替まで、いつ何をすべきかを企業担当者向けに時系列で整理しました。
● 留学生採用は「ビザ切替」まで見据える
留学生の新卒採用は、日本人学生とほぼ同じ年間スケジュールで進みますが、決定的に違うのが卒業前の就労ビザ(在留資格)への切替です。内定して終わりではなく、「留学」から「技人国」などへの変更許可が下りて初めて入社できます。この切替時期を逆算して動くことが、留学生採用の成否を分けます。
● 留学生採用の年間スケジュール
留学生の新卒採用の大まかな年間スケジュールです。日本人学生の採用活動とほぼ同じ流れに、ビザ切替が加わります。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 夏(6〜9月頃) | サマーインターンシップ、母集団形成。 |
| 秋〜冬(10〜2月頃) | 本選考、面接、内定出し。 |
| 卒業前年12月頃〜 | 在留資格変更許可申請の受付開始。内定者の切替準備。 |
| 卒業年の春 | 在留資格変更許可、入社。 |
※時期は一般的な目安です。学校の卒業時期や個別事情により異なります。
● 夏:インターンシップ
夏は、留学生との接点をつくる重要な時期です。サマーインターンシップを通じて、自社の業務や職場を知ってもらい、母集団を形成します。留学生は日本での就職に意欲的な人が多く、早い段階での接点づくりが採用につながります。
この段階では、任せたい業務が「技人国」などの在留資格で就ける専門業務かを意識しておくと、後のミスマッチを防げます。専門職の在留資格は技人国とは?をご覧ください。
● 秋〜冬:本選考・内定
秋から冬にかけて本選考を行い、内定を出します。留学生の選考では、日本語力や就労可否の確認が特に重要です。面接での確認ポイントは外国人採用の面接質問20選、必要な日本語力は外国人採用に必要な日本語レベルを参考にしてください。
● 卒業前:就労ビザへの切替
留学生採用で最も重要なのが、内定後の在留資格変更です。学生時代の在留資格「留学」から、就労できる「技人国」などへ変更しなければ、卒業後に正社員として働けません。
- 申請の受付:卒業前年の12月頃から、在留資格変更許可申請の受付が始まります。
- 早めの準備:年度末は申請が集中し、審査に時間がかかります。内定後は早めに書類を準備しましょう。
- 必要書類:卒業(見込)証明書、雇用契約書、業務内容の説明資料、会社の書類などが必要です。
出入国在留管理庁も、就職する留学生に対し早めの申請を呼びかけています。切替が間に合わないと入社時期に影響するため、スケジュール管理が欠かせません。
● スケジュールの注意点
- 卒業時期の確認:学校により卒業時期が異なります。9月卒業などのケースもあるため、個別に確認します。
- ビザ切替を逆算:入社時期から逆算して、申請のタイミングを管理します。
- 業務内容の適合:任せる業務が在留資格の範囲内であることを、内定前に確認します。
- 在学中のアルバイト:内定者が在学中にアルバイトする場合は、資格外活動の範囲(原則週28時間以内)を守ります。
● まとめ
留学生の新卒採用は、夏のインターン、秋〜冬の本選考・内定という日本人学生と同様の流れに、卒業前の就労ビザ(在留資格)切替が加わります。「留学」から「技人国」などへの変更許可が下りて初めて入社できるため、内定後は早めに切替準備を進めることが重要です。申請受付が始まる卒業前年12月頃を見据え、入社時期から逆算してスケジュールを組みましょう。
● このテーマについてよくある質問
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無料で相談してみる※本記事は留学生採用の一般的なスケジュールを企業担当者向けに整理したものです。卒業時期や個別の手続きは学校・専門家・出入国在留管理庁にご確認ください。
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